曇り。。

有明新報一面トップは荒尾市と熊本大学の包括的連携に関する協定。23日現在荒尾市サイトに記載なし。新病院を見据えてこれまでの提携を強化する模様。荒尾市民病院の医師派遣の筋はこれまでも熊大ラインのはずである。

日経新聞一面は解散ねた。麻生副総理が新安保条約調印後に解散できなかった岸信介元総理の例「安保条約のような問題に対応するときは、事前に解散して国民に信を問うほうがいいんですよ」（本人談）を挙げて安倍総理に解散を勧めたといふ。

朝からやや霧？。

昼、ダンケルクを見る。全世界では4億ドル興行収入と言われ週末観客動員数では公開週では首位。大牟田での観衆の入りはもうあまりよくないので来週には上映回数がかなり減りそう。観客の過半数は高齢者である。「陸海空のレイヤー」（監督談）で撤退戦が描かれるが、世界史教科書に出てこない（はず）戦いだけに予習は必要、べたなハリウッド作品、いや日本映画であっても登場人物の家族を描いたり現場でのラブロマンスがあったりする（関ヶ原はそちらより）のだがそのような要素は全くない。口数も少ない。

1940年、ドイツ軍がフランスに侵攻、フランス軍とイギリス軍は押しまくられドーバー海峡に面したダンケルクの街に追い詰められるが、イギリス軍は対岸の英国本土へ逃げ延びられるかどうかという展開。兵隊のトミー、遊覧船船長のドーソン、戦闘機操縦士のファリアの三人を軸（時間経過は異なる）に撤退戦が描かれる。何かしらの撤退ができたことを後世のわれわれは知っている。

トミーはひたすら泳ぎまくりドーソンは船を走らせファリアは燃料切れをおそれずに飛ぶ。CGを使わず書割を使い、デジタルではなく70mmフィルムを使った映像は圧巻。戦闘機はほぼ実物、駆逐艦はフランス軍博物館の借り物。女性観客には敷居が高そうである。

夜、知人と飲む。しみじみり。さるひととひさしぶりに会うが、元気が落ちていて歳月を感じる。