曇り。

有明新報の一面は荒尾市議会閉幕、海苔第二回入札会、瀬高駅前イルミネーション。

全国紙はカルロス・ゴーン前日産会長保釈報道。検察追及を断固否認して勾留解除になる例は珍しい。

拘置所前にはメディア社員のひと、レポーターの人、カメラマンの人集結。

そこで、特捜部は徹底抗戦にて特別背任罪で逮捕状を取って勾留延期を試みる。無罪になれば東京地検特捜部の威は落ちよう。そうなることを見越してのある筋の仕掛けもありうると考えてしまうのは、わたしの頭がいかれているせいであろう。

昼、知人の訃報が入電し愕然とする。ネットに着手してまもないころからの長年の知人であるが、まだ60代で逝くにはあまりに早すぎた。わたしもそう遠くないうちに行くかもしれんが、あとひとつふたつ何かの爪痕を残したい。

大牟田のことをうだうだいう役割は誰か継いでもらえぬものか。おしまれる人が、なぜ私より先に行ってしまうのか。

夜、しみじみりーと金栗四三（佐山和夫著）を読み始める。