晴れ。

有明新報一面は大牟田市長選告示。関好孝陣営と古賀道雄陣営の様子が掲載されている。

関候補陣営は月曜日からyoutubeに次々と動画を投稿。映像を見る限りでは、前市長が選挙に出たときと比較して演説はうまく見える。

大牟田市庁舎問題についても語っているが、中尾市長の方針継承については明言しない安全運転の印象も受ける。黒幕が見えるという人もいる。

また中高一貫について言及されている。

かつて、大牟田市長選に出ていたある候補が中高一貫校設立を主張されていたことが想起される。むろん、水面下で市役所の中の人たちが長期にわたり仕掛けていなければこういう話にはなるまいが、影響なしとは言えまい。

意見調整とは何を指すのか明確にわからないが、市と県での素案に対して大きく異論が出ないように同意を得るということであろう。三池高校の名前は消えて「至誠館高校」（仮称）のような新たな学校名が生まれる可能性も考えられなくもない。

全般的にみて、自民党・公明党の支持を受けており、また現職の後継でもあり、後援会長は板床定男商工会議所会頭という顔ぶれからすると、ふつうの地方選挙では勝って当然に見られそうな展開。

一方、かつて同じ構図で臨んだ栗原孝元市長は、長期間地場を廻っていた古賀道雄前市長に敗れた前例があり、鉄板とまではいかない。

古賀氏も関氏同様急きょの出馬であり、前市長としての知名度はあるとはいえ、関氏と対決する展開を明示するには時間が少ない印象を受ける。

昼、不在者投票へ行く。まだ訪れる人はちらほら。偶然かもしれないが、介護施設からやってきたような車両には遭遇せず。

大牟田・荒尾でほとんどのシーンが撮影された映画「いのちスケッチ」は11月8日に公開され、公開後の3日での入場者数が3300になったそうな。わたしも見に行ったが、セントラルシネマでこんなに人が並んでいるのを見たのは初めてのことである。ただし、セントラルシネマ大牟田史上ではるろうに剣心、妖怪ウォッチについで三位の記録だそうな。