晴れ。

有明新報トップはあらおスマイルDELIデリバリー隊結成。前日１９時まで要予約。

本日より大牟田商工会議所分割勤務。臨時事務所を設置。感染者が出た場合のリスク分散。

商工会議所のほか、荒尾市など大牟田周辺の自治体では類似的分散勤務が組織的に行われている模様。大牟田市役所での動きは不明。

昼、最高気温21.8℃。このところ肉体能力低下しており、緊急発進にて疲れる。しばし倒れそうになる。

夜、ファミリーヒストリー神田伯山を見る。先祖は唐津藩士古舘氏。

高祖父は唐津に数多くあった炭鉱での仕事に従事。現存する国指定重文高取邸に代表されるように唐津から松浦にかけては数多くの炭鉱があり、世界遺産明治日本の産業革命遺産選定時にも炭鉱に関する構成遺産の候補地のひとつであったが、筑豊同様現存物が少なく構成遺産には選定されなかった。大牟田界隈では三池港の存在が大きかった。

曽祖父・古舘清太郎は唐津中学で柔道に打ち込む一方、徳富蘆花に憧れ佐賀から上京弟子入り。西条八十・直木三十五と早稲田英文学科に学ぶ。のち、春秋社を設立して我が国最初のトルストイ全集出版。父が出奔して困っていたおさななじみと妻帯。

祖父は三越勤務後個人タクシー運転手に転職、講道館有段者。

またブラジアリアン柔術の祖・前田光世とともにアメリカにいた福岡正太郎も遠祖。妻子を放置して米国へ、アルゼンチンを経てのちパラグアイにわたり柔術を伝える。戦前日本では講道館柔道絶対ではなく複数の格闘技集団があった。42年後古館家に嫁いだ娘と再開。

パラグアイには幼少期を大牟田で過ごされた方がいる。

父は商社マンとしてブラジルに渡り現地で柔道を教えるが、４２歳の時急死。性格が急変しておかしくない事情があるだろうし、勤務先は出せない（遺族としては出したくなかろう）。私が知っている人にもそういうひとがいる。

一族には柔道関係者が多く、神田伯山氏の格闘技好きにも何かしらつながっていそうである。

わたしの曽祖父母の人生にはよくわからないことばかり。知る限り一族に武術に関する伝説はないし、士族につながる節も全くない。