1937年（昭和12年）に大牟田市内で起きた爆発赤痢による死者を追悼して建てられた慰霊碑。
裏面の碑文によれば、「本市ハ忽ニシテ阿鼻叫喚ノ巷ト化シ官民必死ノ防疫ニモ拘ラズ竟ニ一萬数千ノ罹患者ヲ出シ七百十二名ノ精魂ヲ奪ハル」とされ、712名の死者を出した。
当時は大牟田市の水道水に赤痢菌が混入したとされ、塚本久光水道課長が辞任した。
後年、赤痢は市内の工場内での事故によるものではないかという見方が出され、昭和40年代に国会でも質問や質問主意書の提出が行われているが、国は否定している。当時の関係者はみな故人であり、説を裏付ける一次資料がない限り、赤痢以外の原因によるものであることを断定することは難しい。
2007年に66年ぶりに追悼式が行われた。
裏にはテニスコートがある。
2018/11/01 追記
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