雨のち曇り、晴れ。

朝から雨だったが昼前には上がる。

昼、11.9℃。タマスタ筑後にて福岡ソフトバンクホークス対阪神タイガースのウエスタンリーグ試合観戦。曇り空に風も加わり肌寒い。

金曜日からNPBファームのリーグ戦であるウエスタンリーグが開幕しており、この日は来場者にホークスの支配下新人選手の意匠が施されたフェイスタオルが配布された。

序盤、ホークスはタイガースの先発齋藤友貴哉の前にほぼ封殺。

ホークス先発のスチュワートは2回1失点。タイガースベンチはホークス先発捕手牧原の前に盗塁を連発。得点圏に再三走者を進めるが1回の得点のみ。

ホークスも盗塁を試みるが、失敗。

終盤、ホークスはやっと追いつき、二番手岩田稔から野村大樹の代打黒瀬健太が勝ち越し三点本塁打、さらに川瀬の適時打も加わり勝利した。

夜、青天をつけを見る。

阿部伊勢守倒れる。老中首座であった彼が死去し、井伊掃部頭直弼が歴史の前面に登場することになる。

主人公澁澤栄一（現在のストーリー上は10代）が終生畏敬した最後の将軍が前半の大物だけに、主人公とは無関係の幕府の状況が描かれる。

いまの10代と、当時の10代は良くも悪くも異なる。世間の仕組みに今以上に拘束されていたひともいれば、今以上にフリーダムな人もいた。

澁澤とほど近い地域には5歳年上の土方歳三がおり、彼を主題にした司馬遼太郎による小説「燃えよ剣」の序盤は東京都内神社の祭りでのある野生的なことから始まる。

今秋公開の映画でもこの大河でもその場面は九分九厘描かれないはずであるが、渋沢が作中どきどきするシーンを見てそんなことを考えていた。

純情な澁澤であるが、その後史実では純情ではないある場所が大活躍するのだが、それはドラマでは書けないはずだ。